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年の差シリーズ3.34
ちまスザクとルルーシュの日常を、かなりの短編で。
本筋にはあまり関係ないので、その関係なさを小数点で表現。
土曜日と日曜日はスザクの習い事の日だった。土曜日は剣道、日曜日は空手。以前はピアノやら英語なんかも習ってたのだけど、スザクの性に合わなくて辞めてしまった。それでも剣道と空手だけは今もこうして続けてるから、好きなのだろうとルルーシュは思う。
土曜の午後、スザクはルルーシュの家で過ごしてから習い事へと出かけ、終わればまたルルーシュの家に帰ってきた。だから、スザクを送り迎えはルルーシュの仕事だ。
玄関で靴を履くスザクの背中を見下ろして、ルルーシュはスザクにいつものように確かめる。
「スザク、忘れ物はないか?」
「うん」
「ハンカチとティッシュは?汗を拭くタオルは?」
ルルーシュの言葉に、スザクはスポーツバッグをごそごそと探して「ある!」とだけ叫んだ。
「水筒は?何かあったときのお金は?」
「持ってる!」
「よし、じゃぁ行くか」
そうして自然に繋がれる手に、スザクは嬉しくて笑った。
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